『儀礼的成人式 現状と合わず』
【2001. 1.11(木)】
昨年から施行された改正祝日法により、今年はお正月気分も
抜けきらない八日が「成人の日」だった。
今回気が付いたのだが、これは「成人式の日」ではないので
ある。なのに、テレビや新聞では成人式のことばかり報道して
いる。二年前のどこかの成人式では、演壇に上がった大学の先
生が、新成人のあまりの騒がしさに怒って途中で帰ってしまっ
たとか、今年のどこかの成人式では祝辞を述べるために会場に来
ていた市長が、酒盛りをしている若者にあきれて、祝辞も述べ
ずに帰ってしまったとか。
もちろん、すべての若者がそうであるとは思わないが、もう
そろそろ、成人式の在り方を考え直す時期ではないだろうか。
「成人の日」が制定されたのは戦後間もなくで、当時の若者と
今の若者とでは、考え方もライフスタイルもあまりにも違いす
ぎる。
親や地域の方々や来賓に対して、感謝の気持ちを抱いて式に
臨んでいる新成人がどれほどいるだろう。今のような儀礼的な
成人式が続く限り、式を企画・運営する自治体と新成人との溝
はますます広がるばかりだ。
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