『パチンコ熱中 我が子見ぬ母』
                      【2000. 8.20(日)】

 福岡県小郡市のパチンコ店の駐車場で、段ボール箱の中に入
って遊んでいた三歳の女児が、ゴミ収集車にひかれて亡くなっ
た。母親と六歳の兄とパチンコ店に来て、母親がパチンコをし
ている間、兄と外に出て駐車場の一角にあった段ボール箱で遊
んでいる最中の悲劇だった。

 事故直後の母親は、ぼうぜんとしてただ泣き崩れるだけだっ
たという。子供を亡くした母親にこういうことを言うのは酷か
もしれないが、泣くくらいなら、なぜ子供をパチンコ店に連れ
てきたのだろうか。親のそばでじっとしている子供ならともか
く、大半の幼児は店の中より外で遊ぶ方が好きだ。

 極論するなら、車が出入りする駐車場で遊ぶ幼児の面倒が見
られないなら、パチンコをすべきではない。亡くなった子供の
両親は、この子をことのほか可愛がっていたそうである。そう
であればなおのこと、家で見てもらうか、大人が交代で見るこ
とができる方法を取るべきだった。

 パチンコ店にも要望がある。未就学児同伴の大人の入場は断
るぐらいの措置を取らないと、また同じような悲劇が起こるの
ではないだろうか。